株式会社フケタ設計一級建築士事務所 /
建築企画・設計・監理

株式会社フケタ設計 »栃木県立なす高原自然の家

南に傾斜する敷地に沿って5つの棟を配置しました。
それぞれの建物を地下通路で結び、全体として一体感のある形態を構築しています。 通風、降雪、硫化水素ガス、湿度という地域の特性に配慮しています。

「那須青年の家」の建て替えにともない、生涯学習施設として計画されました。
日光国立公園第二種特別地域内に建設されるこの施設は、研修棟、体育館棟、宿泊棟、浴室棟、そして体験プラザ棟の5つのゾーンから構成され、地下通路で1つのかたまりとして連結された形態をとります。

計画地周辺は、環境保護を優先すべき自然林が形成されており、地形変形や伐採を最小限に留めるなど、できる限り樹林を残せる配置計画とし、茶臼岳や眼下に広がる裾野の素晴らしい眺望や景観を楽しめます。 また、海抜1,030mの那須連峰中腹に位置する本施設は、平野部の自然条件と比べ、いくつか特殊条件があります。茶臼岳の噴煙に伴う硫化水素ガスの、建物への影響とその対策、冬の北北西からの、いわゆる那須おろしと言われる強風及び降雪やつらら落下などへの対策、気象条件の厳しさを克服し快適な居住環境を形成することが、全体の配置デザインのベースとなっています。当施設のシンボルである体験プラザ棟は、調理体験・創造体験・交流体験の場として、風雨・降雪時や夜間の利 用も可能な多目的空間であり、 飯盒炊飯、大なべ料理、餅つき、山菜料理等の屋外型簡易調理体験や、木工細工等の屋外感覚のクラフト作業、テント宿泊体験、ハンモック吊やキャンプファイヤーといった創造・交流体験ができます。

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